タカラスタンダードのショールームを調べていると、同じ「ショールーム」なのに種類が分かれていることに気づきます。リフォームを考えて行ったのに、入ってみたら新築の打ち合わせ専用だった。逆も然り。事前に違いを知らないと、せっかく出向いても見たいものが見られない、ということが起こります。
結論を先に言うと、今住んでいる家のキッチンや浴室を新しくしたい人が行くべきなのは「一般向けのショールーム」です。ハウスメーカーや工務店が施主と一緒に使う「ホームビルダー向け(新築専用)ショールーム」とは役割が違います。ここを取り違えないためのポイントを、予約の段階から整理します。
そもそも、なぜショールームに種類があるのか
タカラスタンダードのショールームには、大きく分けて2つの使われ方があります。ひとつは、これからリフォームしたい一般の人が展示品を見て相談する場。もうひとつは、家を新築する人がハウスメーカーや工務店の担当者と一緒に設備を選ぶ場です。
新築の場合、設備選びは建築会社の打ち合わせの一部として進みます。だから「ホームビルダーさま向け」「新築戸建てオーナーさま専用」と案内されている拠点は、基本的に建築会社経由での来店を想定しています。一方、リフォームを自分で進めたい人は、こうした専用拠点ではなく一般向けのショールームを使うことになります。
都市部の大きな拠点だと、同じ建物の中で一般向けフロアと新築専用フロアが分かれているケースもあります。大阪のように梅田と新築専用拠点が分かれている例もあり、案内ページに「専用ショールーム」とはっきり書かれている拠点もあるので、行く前にそこを見ておくと安心です。
リフォーム検討中なら、どっちを選ぶか
判断はシンプルです。下のどちらに当てはまるかで選んでください。
| あなたの状況 | 選ぶショールーム |
|---|---|
| 今の家のキッチン・浴室・洗面を新しくしたい | 一般向けショールーム |
| 中古住宅を買ってリフォームしたい | 一般向けショールーム |
| レンジフードや食洗機など機器だけ交換したい | 一般向けショールーム |
| 家を新築・建て替える(建築会社が決まっている) | 建築会社経由で新築専用へ |
つまり、すでに建っている家に手を入れたい人は、ほぼ一般向けで考えて問題ありません。部分的な機器交換であってもリフォーム扱いなので、こちらです。
迷いやすいのは「中古を買って住む前にリフォームする」というケース。家そのものは新築ではないので、これはリフォームの相談として一般向けショールームで進められます。新築専用が関わるのは、更地から家を建てる・古い家を解体して建て替える、という場合だけと考えておくと整理しやすいです。
- システムキッチン・浴室・洗面台の展示品を実際に見て触れる
- ホーロー素材の質感や、扉カラーの組み合わせの確認
- 今の住まいの状況を伝えての、おおまかな費用感の相談
予約フォームでも「入口」が分かれている
ショールームの種類だけでなく、予約のときにも入口の選択があります。タカラスタンダードのWeb予約フォームは「リフォーム予約」と「新築予約」の2つに分かれていて、最初にどちらかを選びます。
ここを取り違えると、当日の担当者の準備内容がかみ合いません。リフォームの相談に行ったのに新築用の資料が用意されていた、という小さなズレが起きます。今の家を直したい人は、必ず「リフォーム予約」を選んでください。
もし「自分の場合どっちだろう」と判断しきれないときは、予約フォームの相談内容の入力欄に「築20年の戸建てでキッチンの入れ替えを検討」のように状況を書いておけば、店舗側が適切に振り分けてくれます。空欄のまま送るより、ひとこと添えておくほうが当日スムーズです。
予約フォームから来店店舗を選ぶときに、その拠点が一般向けか専用かも確認できます。リフォーム検討中の人は、一般向けの拠点を選んで「リフォーム予約」で進めるのが正しいルートです。
行く前に確認しておくと失敗しないこと
拠点によって展示の中身は変わります。大きなショールームならキッチン・浴室・洗面の全部が揃っていますが、規模が小さい拠点だと一部の展示に絞られていることもあります。浴室をじっくり見たいのに、その拠点には浴室の展示が少なかった、というのは避けたいところです。
確認する順番としては、まず自分がリフォームしたい場所(キッチンなのか浴室なのか)をはっきりさせる。次に、最寄りの拠点にその展示があるかを見る。展示が手薄なら、少し足を伸ばして大きめの拠点を選ぶ。この3ステップで考えると、現地で「見たいものがなかった」が起きにくくなります。近くにどんな拠点があるかは全国のショールーム一覧から探せます。
予約のときに相談内容を書いておけば、店舗側も「この人はキッチン中心だな」と分かって準備してくれます。ここまでやっておけば、当日は迷わず本題に入れます。
よくある疑問
- 新築専用ショールームに、リフォーム検討中の人が行ったらどうなりますか?
-
専用ショールームは建築会社経由の来店を想定しているため、一般のリフォーム相談には向きません。リフォーム検討中なら、最初から一般向けの拠点を選んで「リフォーム予約」で申し込むのが確実です。
- 中古住宅を買ってリフォームする場合は、どちらですか?
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家自体は新築ではないので、リフォームの相談として一般向けショールームで進められます。予約も「リフォーム予約」で問題ありません。
- どの拠点が一般向けか、どこで分かりますか?
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公式のショールーム検索ページで各拠点の案内を見ると、「ホームビルダーさま向け」「新築専用」といった表記があるかどうかで判断できます。表記がなければ一般向けと考えてよく、予約フォームでも来店店舗を選ぶ段階で確認できます。
- レンジフードだけ交換したい場合も、リフォーム予約でいいですか?
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はい。機器だけの交換も住まいに手を入れるリフォームの一種なので、一般向けショールームで「リフォーム予約」を選んで相談できます。
まず正しい入口を選ぶことから
整理すると、今ある家を直したい人は一般向けショールーム、予約は「リフォーム予約」。これだけ覚えておけば、入口を間違えることはまずありません。
展示品は実際に見て触れてみないと、質感も使い勝手も分かりません。正しい拠点を選んで予約しておけば、当日はリフォームの相談にしっかり時間を使えます。日程は後から変えられるので、まずは行きやすい一般向け拠点の空き状況を見てみるところから始めてみてください。



